オーストラリア就職を成功させるために絶対必要なたった一つのこと

こんにちは、グリンプス•リクルートメント代表の岡です。
当ウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

悩む人

オーストラリアで就職したいと思っています。海外•オーストラリアで長期的に、腰を据えて働くために必要なことはありますか？

今日はこんな疑問にお答えします。

本記事の内容

• 「就職」「仕事」に対する考え方の違いを理解する
• オーストラリア就職成功の鍵 − グローバル人材になる
• 本当の意味でグローバル人材になるために必要な3つのポイント

本記事の信頼性

お仕事の紹介のみならず、オーストラリアでワーキングホリデー、留学、就職を経験し、自力で永住権を取得した現役リクルーターによる「なりたい自分」になるためのキャリアカウンセリングにご好評いただいています。

グリンプス代表　岡

オーストラリアで就職されたい、とお考えの方は、この土地で中長期的に長く生活していくことを同時に視野に入れていると思います。

例えオーストラリア国内で転職したとしても、オーストラリアという土地に身を置き、長くお仕事をされていくことが予想されますから、ただお仕事を見つける、というだけでなく、その後継続していけるかが、とても大切になりますよね。

今回はオーストラリアで腰を据えて、お仕事をしていくために必要なことを下記で解説していきます。

まずは「就職」「仕事」に対する考え方の違いを理解しよう

国が変われば文化や生活環境が変わるのと同時に、「就職」「仕事」に対する考え方も変わります。

オーストラリアと日本を比べると、今までと真逆、と言えるほど大きく違うこともあります。

まずはその違いを知ることが、良い意味で理想と現実のギャップを埋めていくことに繋がります。

オーストラリアと日本の違いについては、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

オーストラリア就職成功の鍵は、グローバル人材になること

結論から申し上げると、オーストラリア就職を成功させることができるかどうかは、グローバル人材になれるかどうか、で左右されます。

悩む人

海外で就職するのであれば、当然のことですよね？

その通り。ただ、大事なポイントは「本当の意味で」グローバル人材になること。ここで、改めて「グローバル人材」という言葉について考えてみましょう。

グリンプス代表　岡

皆さんは「グローバル人材」という言葉を聞いて、どんな人を思い浮かべますか？

悩む人

うーん…英語が話せて、国際的な視点を持っている人、でしょうか。

そうですね。日本でも外資系企業に就職する場合などは特に「国際的な視点を持っていること」「グローバルマインドを持った人」が求められることが多いと思います。

オーストラリアでもそれは同じで、その大きな理由の一つは、様々な人種の人たちが暮らしているということ。

オーストラリアは毎年20万人前後の移民を受け入れている移民大国です。（コロナ禍を除く）
シドニーやメルボルンなどの大都市では、多少人種の偏りのある場所もありますが、当社のある西オーストラリア州のパースはまさに「人種のるつぼ」と言える、多国籍な文化が共存している都市です。

これだけ移民の多い国ですから、移民が働いていない企業はまずありません。
そうなると当然、企業は文化の違いや一般常識の違いなども乗り越えながら運営されているケースが多いことになります。

そういう多国籍文化の中で、じゃあ自分の文化のことは出さずに、皆に適応するようにだけして仕事しているか、というと、そうではありません。
文化の違いや一般常識の違いは時に一緒に働く上でトラブルも生じますが、逆に強みとなることもあります。
それが個性ともとらえられ、マイナス面を相殺しているか、それ以上のプラスを生み出せるように各社工夫しているわけです。

このように新しい環境に柔軟に適応できたり、そういう環境の中でも自分の能力を発揮できることが、「グローバル人材」に必要なことであり、今後国境を越えて、国際舞台が加速化しているビジネス社会では強く求められるでしょう。

話は少し脱線しますが、これだけ移民が多く、多国籍な環境なので、特に国際的に活躍できる人事のスペシャリストになりたい、という人には、オーストラリアはうってつけの環境です。

グリンプス代表　岡

本当の意味でグローバル人材になるために必要な3つのポイント

例え海外で暮らしている時間が長くても、その時間の長さがグローバルマインドを育ててくれる、という要素はそこまで大きくなく、大切なのはご自身のマインドセットです。

1年でも多くを感じ、取り入れる人もいれば、10年以上海外にいても日本にいたときとさほど変わらない人もいるのが海外生活です。

ここでは、本当の意味でグローバル人材になるために必要な３つのポイントをご説明します。

郷に入っては郷に従え

私も含めてですが、多くの日本人の方は人生の大半を日本の中で過ごしてきた人が多いと思います。
誰しもが自分が生まれ育った環境や土地、文化の影響を受けて今の自分があります。
だからこそ、自分が気づかないところでいろんな「(自分の中での)当たり前」ができていて、知らず知らずにそれを色んな場面で当てはめようとしてしまうこともあると思います。

例えば私がオーストラリアに来た初めの頃に生活面でびっくりしたことで、

• ほとんどのお店が5時に閉まって、土日はさらに営業時間が短い、または定休日のことも多い
• 何を郵送するのにも時間がかかって、紛失することも多い
• ○時に予約を取ったのに、時間通りに始まることはほぼない

といったことがありますが、当時「日本ではこうだったから」「日本だったらこうなのに…」という気持ちがなかったかというと、それは嘘になりますし、私自身様々な考え方、価値観に触れて、徐々に適応してきました。

もちろん、海外で生きていくためには自分基準をしっかりと持つことが大切ですが、それと同じくらい、異なる文化や価値観を受け入れて柔軟に対応できるマインドが、海外就職には必要不可欠と言えます。

日本で培ったことを強みに変える

日本という国単位の大きな括りで考えたときに、日本の強みの一つとして、世界トップクラスのサービス産業（ホスピタリティ）やエンジニアリング技術が挙げられます。
これらを武器に世界で活躍している日本の企業が数多く存在しますが、ここであなた自身に目を向けてみましょう。

仕事面での、あなたご自身の強みは何ですか

と問われた時に、具体的にどんなことが挙げられますか？

例えばあなたが美容師さんだとすれば、美容師としての経験や資格はここオーストラリアでも活かせる可能性が高いです。
ただ、そういった明確なスキルや資格だけでなく、日本の美容室で培ってきた高いホスピタリティ力、細やかなサービス、豊富な知識などもご自身と他の方を差別化できる、大きな要素になり得ます。

つまり、「美容師免許」などの明確な資格や美容師としてのスキルだけでなく、その他のことでもオーストラリア就職に活かせる強みがある可能性があり、それを認識して、実際に強みに変えることが大切です。

もし今あなたが明確な資格やスキルを持っていなくても大丈夫です。
就職カルチャーショック?!日本とオーストラリアで異なる「仕事」「就職」の考え方でも触れていますが、オーストラリアでは、年齢•性別など関係なく、これまでと全く違うキャリアにゼロから挑戦する人がとても多いので、「やってみたかったけど、日本ではなかなかできなかった」ということにもチャレンジできます。

新しいことに挑戦する時も、例えば日本での仕事の経験から

• コツコツ努力を重ねられる
• 締め切り、納期を絶対に守れるタイムマネジメント能力がある
• 人と話すことが大好きで、高いコミュニーケーション能力がある

上記に限らずですが、こういった特徴があれば、これも立派な強みになり得ますし、職種に関係なく活かせるあなたの万能な武器になるでしょう。

私自身、オーストラリアで日本と全く異なるキャリアに挑戦しましたが、オーストラリアで新しいスキルや資格を身につけていく中にもグローバルマインドを育ててくれる様々な要素が散りばめられていますよ。

グリンプス代表　岡

「高い英語力」は強みになるのか？

結論から言うと、海外に出たら語学はできて当たり前、とみなされるので、残念ながらこれだけでは強みとはなりえないことが多いです。

確かに英語力が高いことは素晴らしいです。
そこに、今までのご経験やスキル、資格が加わることで、あなたのニーズはグッと強まります。

こんなお話をすると、今、全然英語が出来ないのに海外で働こうなんて無理と思われてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

英語は急にはしゃべれません。

少しずつ、焦らず一つ一つステップを踏みながら、スキルとバランスよく習得していくことが大切です。

まとめ：オーストラリア＆海外で活躍できる、本当の意味でのグローバル人材の土台作りを今から始めよう

今回はオーストラリアで腰を据えて、お仕事をしていくために必要不可欠な、グローバルなマインドを持つことについて、詳しく解説しました。

繰り返しになりますが、海外にいた時間や、英語力の高さがグローバル人材かどうかを決めるのではなく、ご自身のマインド次第でグローバルな環境で活躍できる素養を育てていくことができます。

この記事が今後オーストラリア就職を目指す方の参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！